六花亭 十勝日誌

実家の母が「六花亭のお菓子が届いたよ」と言うので、見てみると渋い箱がありました。
六花亭のお菓子、美味しくてパッケージが可愛くて、一つ一つ物語があって好きなんです。
ところがそこには渋い箱が、、。

「十勝日誌?まさか、、」と中を開けるとやっぱり松浦武四郎の十勝日誌の事でした。

「多氣志樓」は武四郎のペンネーム

松浦武四郎とは、江戸時代の冒険家で蝦夷に6回も調査に行きました。
そしてただ行くだけではなく、野帳(フィールドワークのメモ帳)に絵と文を書いて現地の様子を記録したのです。その絵がまた可愛らしく、文字もびっしりと書かれていて、松浦武四郎を初めて知った時から強い関心を抱きました。
“北海道”と言う地名も武四郎が命名したものです。

「北の加伊(アイヌ民族の事)の国」

蝦夷を調査する際、アイヌの人々によくしてもらった武四郎はアイヌ民族へ敬意を込めてこの名前にしましたが、明治新政府が「加伊」を「海」に改め、現在の「北海道」となりました。

十勝日誌はそんな武四郎が十勝に行った時に残したもので、昨年2018年は蝦夷が北海道と命名されてから150年でした。
お菓子「北加伊道」はその記念に作られたらしいです。

こんなに分厚い…
中に入っていたリーフレットの中
裏にはちゃんと“六花亭”の文字が

六花亭さん、素敵なものを作っていただきありがとうございます^o^
久しぶりに武四郎熱が熱くなり、お菓子も美味しくいただきました。
次に北海道へ行くときは十勝・帯広を訪れて、六花亭帯広本店へ行きたいなあ。

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