映画「人生フルーツ」

映画「人生フルーツ」を観て来ました。

この映画の事を知ったのは、私のお気に入りのブログ「ヨガとシンプルライフ」で
みうさんが紹介していたからでした。
ここのところ、結構みうさんに影響を受けていて色々真似しています。

観たいなあ、と思っていたものの一番近い上映場所は東中野で、
行けたら行こうと思っていたら、なんと新浦安で上映するというではありませんか!
うらやすドキュメンタリー映画祭

この映画は老夫婦のドキュメンタリーです。
以前にも浦安ドキュメンタリーオフィスが上映した「ふたりの桃源郷」という映画を
観たのですが、スローライフを送る老夫婦という点がそっくりです。
ですが、全然違います。長くなってしまうのでこの説明は省きますが、
ふたりの桃源郷の方がなんというかワイルドです。

なんで老夫婦のスローライフのドキュメンタリーに惹かれるんだろう?
と考えたら、この映画のコピーに答えが書いてありました。
「人生は、だんだん美しくなる。」

津端夫妻は愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの中の雑木林に囲まれた一軒家に住んでいます。
師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家の庭には70種の野菜と50種の果実が植えられ、
妻の英子さんがそれを美味しいご馳走に変えます。
雑木林も野菜も果実もコツコツ時間をかけて育てたものです。

修一さんは植物のネームプレートに可愛いコメントを付けたり、手紙に可愛いイラストを付けたりする
のですが、そこから修一さんの可愛い人柄が滲み出ていました。
鳥の水浴びの器に「どうぞ!」と書いていたのが特に私のお気に入りでした。

英子さんがホットケーキの上にこれでもかとイチゴを乗せて、それがキラキラ光っているシーンが
あるのですが、瑞々しく美しいシーンでした。
まるで Life is Fruity と言うこの映画を象徴するような。

お二人は毎日少しずつ「好き」を選択して、余計なものを削ぎ落として
今の生活が出来上がったのだと思います。
私はそういう自然と共に美しい生活を送っている人が好きで、観ていたいのだと思いました。

たくさんの植物や美味しそうな料理が出てくる心地よい映画でした。

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